ー子の看護等休暇制度有給化支援ー
両立支援等助成金が拡充されました

2025.12.05

お役立ち情報


業務改善助成金2025年版

 

【2025年10月拡充】子の看護等休暇制度有給化支援の注目ポイント

こんにちは。浦添市にあるneo社会保険労務士法人です。
 
「子どもが急に熱を出した…」「保育園の行事に参加したいけど、有給休暇がもうない…」

子育て中の従業員にとって、仕事と育児の両立は常に大きな課題です。そんな従業員をサポートし、企業の魅力アップにもつながる助成金制度が、2025年10月よりさらに拡充されました!

それが、両立支援等助成金(子の看護等休暇制度有給化支援)です。法定の子の看護等休暇を、法を上回る手厚い内容で有給化する企業に対し、最大52万円が支給されます。

今回は、この注目の助成金制度のポイントと、受給するための条件を分かりやすく解説します!

 
子の看護等休暇制度有給化支援

        

 

この助成金は、法定では無給可能な休暇を「有給」にすることが大前提です。以下の3つの要件をすべて満たす制度を導入する必要があります。

 

1. 日数と有給の条件
・有給休暇として(年次有給休暇を除く)
・1年度に10日以上付与すること
 
2. 柔軟な取得を可能に
・時間単位での取得が可能であること
・始業・終業と連続しない「中抜け」が利用できること
 
3. 利用環境の整備
・1日の所定労働時間を変更せずに利用できること
・子の看護等休暇を取得できる雇用保険被保険者(従業員)が在籍していること

 

 

基本の30万円に加え、以下の条件を満たすことで加算額が支給されます。

 

1. 対象年齢を拡大した場合(+20万円)
・法定の対象年齢(小学校就学の始期まで)を上回る、中学校修了までの子を養育する労働者が利用できるように制度を定めた場合。

 
2. 育児休業等に関する情報公表を行った場合(+2万円)
・育児休業の取得状況などの情報を、指定のWebサイト等で社外に公開した場合。
 
          

この助成金の活用は、ただのコスト削減策ではありません。

 

・従業員の安心感:急な子どもの病気や行事でも休みやすく、定着率が向上します。
・魅力的な職場:「有給の子の看護休暇」「中抜けOK」は、子育て世代への強力なアピールとなり、採用力を高めます。

 

         

従業員満足度向上と企業イメージ向上を両立するチャンス!

子の看護等休暇の有給化は、従業員への投資であり、企業の未来への投資です。制度設計や申請には専門的な知識が必要なため、ぜひ社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

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neo社会保険労務士法人では、労務手続きサポートの他にも

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